No.1030: 片翼←何故か読めない
月別表示: 2008年01月の記事 カテゴリー: 音楽(鑑賞)
2008年01月26日の日記の概要
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.「片翼のイカロス」が名曲でした
1月25日に発売された榊原ゆいの「片翼のイカロス」という曲が良かったです.以前かいたようにTV sizeは既に聴いていたけれど,fullで聴いて,改めて良い曲です.
ところで,曲名に関してですが,FF7の「片翼の天使」頃から,「片翼」の読み方は,湯桶読みで「かた・ヨク」だろ,常識的に考えて……と思っていましたが,わりと論争が絶えない言葉のようですね.
書いてて思ったのですが,湯桶読み・重箱読みって懐かしくね?
確か義務教育で習うんだけど,そもそも「湯桶(ゆ・トウ)」って何?みたいな疑問が先にでて来るので,ちっとも集中して聞かなかったあの夏の日 IN 兵庫 1996!みたいな感じです.しっかりと覚えていますが,もうすこし馴染みのある熟語を例にしてくれないと,それが何の授業なのか印象が薄れるだろ.
片目(かた・め)とか片手(かた・て)だと,どちらも訓読みなんだけど,まさか「片翼(かた・つばさ)」な訳ないし,だからといって音読みで「片翼(ヘン・ヨク)」ってのも耳馴染みないわけですよ.出典が提示されていて,著者の造語だったということらしいですが,だったら一番定着しているものを使えばいいよね,ってことだと思う.そもそも片方だけの翼っていうのが抽象的で,現実にはほぼありえない姿.そんな理由からか辞書には載っていないって言う話だったけど,10年ぶりに改訂されたという広辞苑には載っているのでしょうか.いつのまにか萌え萌え時代に突入してしまった新世紀,広辞苑にもそんな単語が増えてきて良いと思います.そんなことを考えていました.
少し似た問題として,「神曲」をシンキョクと読むとDanteの作品としか思えません.どうしたものか.ついでに前スレは(ゼン)スレ派と(前)スレ派がいるよね.ゼンっていう響きが「全」と「前」に直結するので,会話で言われてもすぐには判断できないかも.(日常会話でそんなこと話さない.)
カテゴリーとタグ
最初は全て手打ちだったという日記.
というか,未だに全てのprogramをメモ帳で書いているのですが(汗)
数年がかりで少しずつ改良してきましたが,次はcategoryとtagを(本格的に)実装しようと思っています.
これまでもありましたが,tagは動作が不安定,categoryは動かないという状態です.でも,時間もないし,過去の1030件全てにcategoryとtagを振るのは地獄のような作業なので,思い切って,過去の1000件はおとなしい記事になってもらうことにしようかと思っています.具体的に言うと,2007年12月までのcommentとtrackbackの受付を終了してただのHTML文書になって貰おうっていうこと.どういう形になるかは未定ですが,近いうちにやっちゃいます.いつかserverの更新を忘れて消えてしまうのかな,とか思うと懐かしいgeocities支部にもbackupを置いておきたい気もする.あそこは未だに無料で使用させてくれる素晴らしい場所.右上のpopup広告が玉に瑕だけど.
今日も音楽の時間
「片翼のイカロス」をendlessで聴きながら更新しているのですが,既に紹介済み.
■Jungle Smile - 翔べ!イカロス
イカロス繋がりで,Jungle Smileの翔べ!イカロスという曲を挙げてみる.
友人から借りたMDが引き合わせてくれた曲,って多いな.感謝してますヨ.
■Jungle Smile - 冒険(ロマン)
同じく,Jungle Smileの曲.
■CELINE DION - My Heart Will Go On
どういう繋がりか分からなくなってきました.
強いて挙げるなら,「切なさ」でしょうか.1997年に映画「タイタニック」の主題歌として一世を風靡,そして舞台になった豪華客船の如く,今は人々から静かに忘れられている曲です.(←お,良いこと言った!)静かな曲の入りからは予想できないような,後半の盛り上がりが良いですよね.今から遡ること96年前,大西洋を航海中に沈没,そこには無数の人の命と感情があったのに,今は海の底,っていうのが「物語」として心に響きます.2012年で100周年.
■Hitomi - PLANETES
プラネテス(ΠΛΑΝΗΤΕΣ)のオーラスエンディング曲.その他,Walking tourという神FLASHにも使用されていました.出会った順がWalking tour→ΠΛΑΝΗΤΕΣの場合は,ΠΛΑΝΗΤΕΣの最後の最後で流れて感動できる,二度美味しい曲.
■最終兵器彼女 - サヨナラ
初めて触れたセカイ系の作品のTVアニメ版の主題歌.その後,「イリヤの空、UFOの夏」とか,「涼宮ハルヒの憂鬱」,「なるたる」と良作に出会いましたが,最終兵器彼女もなかなか良かったですよ.とりあえず,ちせ最強!北海道にまた行きたい.曲の感想としては,改めて聴いてやっぱり良かったっていう感じ.そういえばアニメは通して視聴したことがなかったです.映画は黒歴史だって言うし,今度見てみようかな.
■Key/リトルバスターズ! - Song for friends
8分の7拍子っていう謎の特徴を持った曲ですが,melody,歌詞ともに素晴らしいですね.
歌詞は棗恭介視点で書かれているので,切なすぎる.
特に,Refrainの最後,いいか、絶対に泣くなって,くちゃくちゃ泣くわ,ぼけぇー.
■Key/リトルバスターズ! - Little Melody
さり気に,Little busters!のinstrumental曲です.
最初は気付きにくいですが,疾走感を取り払って泣かせに来る曲.
■劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 / 小林幸子 - 風といっしょに
ポケモン映画の主題歌を馬鹿にしてはいけません.
この曲とは1998年夏に出会いましたが,初めて聴いた日から大好きです.
■kiroro - 冬のうた
当時はまだカセットで音楽を聴いていました,こたつで試験勉強をしながら.
最近は,初音ミクverの上手さに感動しました.
■鬼束ちひろ - 月光,眩暈,edge
鬼束ちひろは中学と高校のはじめの頃によく聴いていました.
それ以降は聴いていないので,また機会があれば聴きたいです.
■スキマスイッチ - 全力少年
大学に入って,1年の冬に聴いていました.
関係ないけど,同時期にローゼンメイデン(第1期)を観ていた.
■Key/CLANNAD - メグメル
TVアニメ版(Cuckool MIX 2007)よりも原作版(PS2版?)の方が好き.
■Key/CLANNAD - 小さな手のひら
渚のvocal版で,CLANNADのオーラスエンディング曲.汐と渚のCGで号泣した人も多いかも.
リトバスも負けていないけれど,CLANNADは後半(After story)が神懸っていたな.
最初は,渚の死に現実感が無いままだったので,おいおい,これはもしかして泣き所を逃しちゃったんじゃないか?とか考えていました.拍子抜けした気分で延々と続く文章を追いかけたら,渚の家で汐が一人で待っていて,はじめて親子二人で旅行に行くわけですが,旅行の目的地について,直幸の話,帰りの電車,ずっと泣きながら読んでいました.やられましたよ…….幻想世界の解釈も色々あるし,もう一度やりたいのだけど,渚ルートをもう一度やるのは精神的に結構覚悟が要るので,ちょっと踏みとどまってしまいます.何より,長い.
■FINAL FANTASY X-2 - 久遠~光と波の記憶~
FF10-2という,いわゆる駄作が生まれてしまいましたが,この曲は素晴らしいと思います.というか,この曲が良すぎたからあんなクソゲーが成立してしまったんじゃないかと思えてしまうほど良い曲です.(なんだ……このツンデレな評価は!)
■久石譲 - Summer
AIRの「夏影」が成立するのに重要な曲.
Kanonを作り終えた麻枝准は帰りの地下鉄の中,Summerを聴いていたという.
確かに,これぞSummetっていうぐらい田舎の夏を思わせる曲で,文句なしの名曲.
でも,夏影も,久石譲のSummerの域に達しています.
■ひぐらしのなく頃に解 - You
youも上述のSummerの影響下にある曲のようです.
■Strung Out - Swan Dive
Little Busters!の作詞と作曲を担当した麻枝准が曲を書くときに目指したという曲.
疾走感と哀愁と表現されていましたが,確かに似た雰囲気かもしれません.
Youtubeで聴けたけど,amazonでも視聴できるみたい.
■First State - Evergreen
Symphonic Trance.空(そら)っぽい曲が多い中,「常緑」という曲名があったので聴いてみました.
これも気に入りました.
Tranceのbreakって,それまで全体のrhythmを支配していたdrumが止む瞬間の音の感覚なんですね.
今までは何となく感じるものはありましたが,共通点を探してみてようやく答えに辿り着きましたよ.
そんな感じで今日は20曲ご紹介しました.