No.1217: RAMの5-ファイブ-のサントラは全曲ボーカルアレンジされて発売される?
月別表示: 2009年01月の記事 カテゴリー: VisualArt's Key
2009年01月20日の日記の概要
RAMの5のサントラがパワーアップするらしいので、予想と考察を書いてみました。
.RAMの5という作品について
皆さんは5-ファイブ-というゲームをご存じでしょうか。
2008年7月末に発売された18禁恋愛AVGで、ビジュアルアーツ系ブランドRAMの最後の作品として世に出ました。
このゲームには開発期間が8年という特徴があるのですが、私にとっては少し違う部分が衝撃的でした。
このゲームの音楽担当(メインコンポーザー)はビジュアルアーツ系ブランドKeyの麻枝准なのです。
麻枝さんがメインコンポーザーであることは5-ファイブ-発売前にかなり大々的に情報が流れていました。
そしてなにより、麻枝さん自身が何度も宣伝していました。例えば、2008年6月18日のKeyのスタッフ日誌や、Keyらじ第10回の麻枝さんのゲスト出演時にリトルバスターズ!エクスタシーよりも優先して宣伝していました。他にも、2007年12月のビジュアルスタイルのインタビューの中でもさりげなくRAMの5で作曲したことに触れていました。
というわけで、シナリオには参加せずにゲームの音楽をメインに作るという、シナリオや演出の補正なしに麻枝准の音楽の実力を評価するのに最適な材料が5-ファイブ-にはあります。これまでに麻枝さんがKSLでLove Songというアルバムを出していますが、それと似た立場だと言えそうです。
サントラの発売は予定されている
RAMのブログでサントラの制作の準備が始まりつつある事が書かれています。これで、あとは待っているだけでサントラが手に入る訳です。5-ファイブ-が好きな人にとっては朗報です。
そして、記事の中で気になるのは「パワーアップ」という言葉です。
サントラをそのまま出すだけなら秋頃には、遅くても冬コミの企業ブースあたりで販売できそうなのに、未だに発売されていません。
麻枝さんに関しては、リトバスEXの沙耶シナリオで一度シナリオライターとして筆を置いたあと以降、Keyで何をしているのかあまり伝わってきませんよね。雑誌のインタビューではペルソナ4をクリアしてペルソナ3に移ったと答えていましたが、会社では今何をしているんだろうか……。
……なんとなくKey設立10周年記念イベントに向けて弾き語りの練習している麻枝さんの姿が脳裡をかすめますが、5のサントラ制作にも大きく関与していると思います。
BGMに歌詞が付くのも確定
そして最近のことですが、1月14日のビジュアルアーツ系ブランドmanaのブログにて魁さんが、おたまじゃくし再び・・ という記事で、5のサントラを鋭意制作中と書いています。しかも、少なくない数の曲の歌詞を魁さんが今から書くということが判明。
予想ですが、麻枝さんは自分の曲に自分の世界を持っている人なので、自分が作曲した曲には自分で歌詞を付けるだろうと思います。
というわけで、「残りの曲に歌詞を付ける仕事」は魁先生に任されたのではないだろうか、という結論に至りました。
全曲ボーカルアレンジされるかもしれない
ここまでの話だと、全曲ボーカルアレンジというのは言い過ぎだと思われると思います。
しかし、気になる発言がもう一つありました。
Keyらじ第10回での麻枝さんの発言を引用します。
……
もう全曲ね、メロディーにサビとかボーカルとか乗せたら、そのままアルバムになるぐらいメロディアスな、ポップな、ノスタルジックな曲たちがぎゅっと詰まっているので、是非サントラだけでも
……
どうでしょう、RAMの5-ファイブ-のサントラは全曲ボーカルアレンジされて発売される気がしてきませんか?
この前提でさっきのトークを見直すと、熱く語りながらも独特の喋りでリスナーを笑わせ、かつ現実的な野望を語っている麻枝さんがとても素敵です。
5のサントラが完成したら、ソララド付きCLANNADサントラみたいな感じになるのでしょうか。
それとも全曲インスト版付きLove Songのような感じでしょうか。
なんとなく後者じゃないかなーと予想しています。
最後になりましたが、単純に考えれば、これらの歌は霜月はるかさんが歌うことになると思うので、めちゃくちゃ期待しています。