らきろぐ(画像作成中)

ラキログ LuckyLog

2014年10月

日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日



01
日記
02
日記
03 04
05 06 07 08 09 10
日記
11
12
日記
13 14
日記
15 16
日記
17
日記
18
日記
19
日記
20 21
日記
22
日記
23
日記
24
日記
25
26 27 28
日記
29 30
日記
31
前:2014年09月 次:2014年11月

No.1586: How many?

tags

月別表示: 2014年10月の記事 カテゴリー: 雑記

投稿者 Lakililac 投稿日時 2014/10/01 22:25:19

  • B

次の記事: 目覚めた朝にはきみが隣に

2014年10月01日の日記の概要

Article Image

近況報告、キャバ嬢とゆりゆりと結婚しました。新婚旅行は、タイ王国にSRSを受けに行きます。

あの日-October 1st, 2000-から

14周年を迎えたので、日記を更新しようと思う。

この1年間で、この日記を更新した回数が4回だけ・・・・・・

いうことはこの際あまり気にせず:;(∩´・汁∩);:


ここぞとばかりに近況報告をしておきたい。


まずは昨年の10月から1年が経った。

こんな記事を書いたのだった。

No.1571: 13年目のComing Out


みんな、覚えているかな?

誰もみていなくても、書くんだけれど。


そう、女性として生きていくことを決意してから丸1年を迎えた。


現在のラキこと私の状況は、概ね女性である。

いくつかの課題は残るものの、

社会的には女性と言えなくもない、

そんなところだ。


その意味で言えば、

昨年の10月1日に書いたことは実行できたと言えるだろう。


この1年は、本当にいろいろな事があった。

ここにすべてを書いても良いのだが、

余白が足りない程度には、いろいろな事があった。


ああそうか、余白なんて概念はここにはないんだった。

なら好きなだけ、飽きるまで書こうではないか。

あの日から、今日までのことを。


なんて格好をつけようとしたものの、

永らくTwitterで書き散らして、

すっかりまとまった文章の書き方なんて忘れてしまったようだ。


ああ、「まとまった」文章って言うのは、

理路整然としたという意味ではなくて、

140文字足らずの短文ではなくて、

ある程度の段落を形成する文章という意味だけれども。


話がそれた。

わざとだ。


近況を報告しようという話だった。

とりとめなく書いても仕方が無いので、

結論をさきに箇条書きして、

あとでそれぞれについて書いていこうと思う。


  • 結婚しました
  • 女性として働いています
  • 性別適合手術(SRS)の日程が決まりました


ざっくり言うと、こんな感じです。


結婚しました

出会いは、今年の3月のこと。

3月15日に新宿歌舞伎町で行われたオフ会に参加したときのこと。

参加者は80人~100人弱。

だいたいみんな、LGBTだった。

性別は、正直ほとんど分からないけど、可愛い女の子が多い印象だった。


私もA面(女装、というか今で言う普段着)で参加していた。

場内の移動すらままならぬ楽しげな雰囲気の会場だった。


けど、あまりの人の多さに超絶人見知りを発揮して、

隅っこの方で飲み物を啜っていた。

わたし、隅っこLOVEなんで。


そんなとき、独特の雰囲気のお姉さんが話しかけてきてくれたのでした。

実はこのとき、何を話したのかよく記憶していないけれど、終始、楽しげな雰囲気だった。

後で知ったけど、まぁ、ガチなキャバ嬢だしな。

初対面で話すのは上手いはずだ。このお姉さん。


そして、その人も含めて、オフ会で知り合った人たち何人かと、

Twitterでやりとりをするようになって数日後のこと。


気がついたら、そのお姉さんと同棲していた。


なにそれ!!


東京怖い!!


めっちゃ怖い!!


・・・・・・と、そのような出来事があったのが3月末のこと。


4月下旬にはTRPに参加して、

6月末のプロパガンダで婚約し、

7月7日に結婚しました。


国内でもレアな、法的な百合婚です。

このときばかりは、自分の戸籍の性をみて笑ったね。


それからもうすぐ3ヶ月経ちますが、とても仲良く暮らしております。

まさか、結婚するなんて、お互い、考えたこともなかったというw


女性として働いています

8月ぐらいから、仕事にも女性の格好で行くようになった。

最初はパンツスタイルで行くことが多かったけど、

というか、そればかりだったけど、

最近は慣れてきてスカートを穿くことも多くなってきた。


いわゆる「在職トランス」っていうのをやっていることになる。

上司にはいろいろと調整してもらって、今がある。


性別適合手術(SRS)の日程が決まりました

11月末に、タイ王国にて、SRSを受けることが決まった。

正直、手術は怖いし、術後の痛みを考えると、

毎日体調不良になりそうなぐらい怖い。


怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。

怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。

怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。

怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。

怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。

怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。

怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。


なんで、わざわざこんな目に遭わなければならないのだろうと。

そんなことを考えることも多くなってきた。


それでも、その先にある、本当に生きたかった人生を掴み取るために。

踏み出す勇気が、ようやく今になって出てきた。


今でも、後悔しないかなって、不安に思うことはある。


今さら、真のGIDがどうとか、真のMtFがどうとかっていうのは

一切信じていないし、勝算があって、自分がそうしたいなら、

好きにすれば良いと思うんだけれど。


得るために、失うものもあるから。

等価交換なんだよね。


ちんこと、まんこ。


ああ、これはなんか、台無し感があるぞ。

今のなし。


あの日-June, 2004-から

性同一性障害かどうか、初めて診察を受けに行ったのは19歳の時のことだった。

2004年6月、岡山大学付属病院に、ひとりで新幹線に乗って、行った。

自分が何者なのか、迷って、彷徨って、戸惑って。

一時の気の迷いではないかとか、何かからの逃避なのではないか、とか。


性別違和っていうのは、楽しいことに忙しかったり、

劣悪な環境下ではわりと意識にのぼらないものだった。


あれからもう10年も経つことに、驚きを隠せない。


1995-2004

あの19歳までの10年間、

即ち、10歳から19歳までは地獄のような日々だった。


第二次性徴を迎え、緩やかに絶望に向かう身体。

意識は、ゲームや勉強に向いていった。


この頃の自分の写真はほとんど残っていない。

声も録音されていない。


自分の声が大キライだ。

どんなに音域が広くても、こんなの、自分の声じゃない。

なんども指を喉につっこんで、痛めつけて、嗚咽、嘔吐。


服を買うのが嫌いだった。

靴を買うのが嫌いだった。

彼女が出来ても、すぐにダメになった。

私は、あなたの彼氏じゃない。

そんなものを求められても、与えられない。


身体の変化、違和感、自分の中での摩擦が大きすぎて、

自分の外をみる余裕なんてなかった。


死にたいと思ったことはなかった。

だって、死んでも、生まれ変わらないから。

死んで、今度こそ女の子に生まれてこれるなら、迷わずに死んでいたけれど。


2004-2013

あの19歳からの10年間、

即ち、19歳から28歳までは何も記憶に残っていない。


第二次性徴は疾うに終わり、もう自分の身体とも思えない何か。

何も考えず、起きて、大学に行って、帰ってきて。

いつしか起きて、仕事に行って、帰ってきて。


服も買わず、

靴も買わず、


そして決定的な破綻。

社会と自分の摩擦の果てで、

ああ、genderっていうのは、こういうことだったのか。


今までは「社会的な性」なんてどうでもいいから、

ただ身体を女性にしてくれと思っていたけれど、

いまはもう、せめて社会的な性だけでも女性にしてくれと。


泣いて、懇願しても、誰も今さら救ってくれない。


女性になりたいと、そう口に出すことがすでに男性的で気持ち悪い。

女性になろうとする努力。

脱毛、声を作ること、ホルモン剤を服用すること、

そのすべてに身体が男性であることを自覚させられて、

打ちひしがれる。


でも・・・・・・


うじうじしていないで、


自分の手で掴み取らなければ、


永遠に、女性になれないんだ。


もう一度やりなおせるなら、

もっと上手に生きられますように。


きっかけ-December 5th, 2012-

何度も、蹴躓いて、転んで、挫折して。

何度も、投げやりになって、投げ出して。


そんな前に進めない27年間の終わり、

あるお店で、大きなきっかけとも言える人に出会った。


2012年12月5日21時頃~6日未明にかけて「女の子クラブ」という、

女装、メイクをしてもらえるお店に初めて遊びに行ったとき。


スーツ姿で行った私は、人生で初めてメイクをして貰って、

女の子の服を着て、上機嫌だった。


そんな時に、店内に現れたのは、モカさんだった

(website: minky house*


というか、そのお店のオーナーさんな訳だけど、そんな凄い人だって知らずに話してた(汗)

飾らず、気さくで、たぶん同学年。

もう、感動とともに、畏怖を感じたね(笑)


彼女も、MtF-TS。

私が初めて会った、SRSを終えたMtFだった。


それまでの私は、MtFって、メンタルを病んで、年取って、死ぬものだと思ってたからね。

こんな綺麗な、どうみても女性の容姿を手に入れて、生きていけるのかって。

ほんとうに、衝撃だった。

自分がどこまで、どんな女性になれるかは分からないけれど。

たとえ遥か高みをみてしまったのだとしても。

こんな「結果」があるのなら、


何も、迷うことはないって


翌日には、ジェンクリの予約と、レーザー脱毛の予約を入れたねw

ちなみに、脱毛は25万した。


あの日から-1991?-

初めて性別適合手術、というか性転換というものを知ったのはいつだったか。

私は覚えている。

といっても、うろ覚えだけど。


小学1年生か2年生の時にTVでみた。

あれを、いつか自分も受けるのだろうって。

漠然と、そう思っていた。


今まで何度、願ってきたことか。

今まで何度、怯えてきたことか。


それが、ついに、来月の27日に・・・・・・

Trackback URL http://www.laki-web.net/system/cgi/luckylog.cgi/1586

関連記事



Archives



検索

Keywords

key(64), 麻枝准(42), gid(38), ポケモン(32), 性別への違和感(30), gid編(30), srs(28), ksl(27), お勧め音楽(27), mtf(24)

Recent Comments

more

最近再生した曲(今週)

    Lakililac's Last.fm

    総アクセス数: 個別アクセス数: