No.536: 勇者は やくそう をつかった。
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2006年03月19日の日記の概要
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.三行で復習
●セリ
●ナズナ
○ゴギョウ
○ハコベラ
○ホトケノザ
●スズナ
○ズズシロ
スズシロ Raphanus sativus
どうみても大根です。本当にありがとうございました。
薬効は、消化促進、免疫力向上、Cholesterol 値の低下。
ゴギョウ Gnaphalium affine
老いて尚 なつかしき名の 母子草 高浜虚子
別名、母子草。
せき、のどの痛みを和らげる。
芍薬 シャクヤク Paeonia lactiflora
牡丹 ボタン Paeonia suffruticosa
blush like a peony 顔を赤らめる
という表現があるようですね。英語で。
英語だとボタンもシャクヤクも peony でいいので気にしないけど、日本語や学名では明確に区別されている。
一年前期の薬用植物学で真っ先に習ったので、既に記憶が曖昧。このままでは、どっちがボタンだったかシャクヤクだったかを忘れる危険があるのでここいらでもう一度焼きなおす。
日本には、立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
という言葉もあるので分かり易い…か?
この言葉のせいでさらに訳がわからなくなりそうだったりもします。なんとなく、草と木を比べたら木の方が背が高い(立てば~)かなと思いがちで、安易にボタン→草、シャクヤク→木となりそうですが、それだと背高泡立草 セイタカアワダチソウ Solidago altissima が草ではなくなりはしないか?
正解は、逆で、ボタンが背の低い「木(木本)」で、シャクヤクが「草(草本)」です。
ああ、ややこしい。
まとめ。
これで8個目。
1.セリ
→ 解熱、健胃整腸、高血圧、貧血
2.ナズナ
→ 利尿、貧血、腹痛
3.スズナ
→ 利尿、便秘、精神安定
4.フキノトウ
→ 食欲促進、せき止め、去痰、うがい薬
5.スズシロ
→ 消化促進、免疫力向上
6.ゴギョウ
→ せき、のどの痛み
7.シャクヤク
→ 鎮痙薬、婦人病系
8.ボタン
→ 消炎・止血・鎮痛…とか。
でも自生しているのを摘んで使うのにはかなり勇気が要るな…。
だいたい摘みに行くぐらいなら薬局に行く罠。