No.873: 徹夜だナフトピジル。日曜日\(^o^)/おわタムスロシン
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2007年06月18日の日記の概要
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.色々考えた末、恐らく最も最悪の題名かつふざけた題名になってしまった。
まあいいや。ダジャレかよ……。
ダジャレなのか……。
レフ島のミウチャも真っ蒼なダジャレw
しかもこれで9回引っ張ってきた企画を〆るつもりなのか。
朝日記を書く。翌日の日記を書く。どこかでこの悪循環を断ち切らないと普通の「日記」が戻ってこないわけですが、月曜日の早朝に日記を書くのはもう一週間の始まりを前にした儀式のようなものみたいなので、日記を書きます。普通は月曜日の日記は月曜日の終わりに書くべきだと思うのですが、はじまって一時間しか経っていなくても書きます。よって、これはたぶん日記ではない。
今日は微生物系実習の試験があって、そのあとに実習の発表があったりして、夕方からは図書館にいてちょこちょこと勉強をして、疲れて帰ってきてそのまま寝ると思うので、そんな零距離未来日記なら今から書けるwwww
von Magnus現象で20倍という「どう見ても統計上有意な差」を説明できるのかどうか。そんな考察と、proteinの相同性の問題についてのただの計算とに日曜日の6分の1ぐらいを費やした。実験に使ったひよこさん入り卵の体調とか、そういう個体差は考えなくていいのかな~とも思う。virusを接種した時に中でどれぐらい育っていたかは結構重要だと思うんだ。
そして、当然のことながら、実習試験前は徹夜。
暗記ばかりで面白くないな~。
「薬理学」の枝葉 #9
交感神経遮断薬の第5回目。遺伝子解析により細分化されたα1受容体のsubtypeであるα1A受容体とα1D受容体の遮断薬について。
これまでは薬との相互作用つまり薬効から受容体を区別していた訳ですが、遺伝子から受容体を解析するという最先端な雰囲気に萌えますねw(*´д`;)
Naftopidil(ナフトピジル)はα1D受容体を遮断する。前立腺肥大症に伴う排尿障害に適用される。ただし、完全にα1D受容体だけを選択的に遮断できないのか、α1D受容体が血管平滑筋にも分布しているからなのかは調べていないが、naftopidilによってα1遮断薬の副作用(正確にはα1B受容体が血管平滑筋弛緩による血管拡張作用を引き起こす?)である起立性低血圧が現れることがある。(特に飲み初めに多いらしい。)
Tamsulosin(タムスロシン)はα1A受容体遮断薬で、前立腺肥大症の排尿困難を改善する。α1遮断薬よりは軽度だと言われるものの、起立性低血圧が起こりうるらしい。
排尿促進という視点で見れば降圧が副作用になるが、逆に従来のα1遮断薬(prazosinなど)は血圧を下げる主作用に、尿道平滑筋に作用して尿漏れ、頻尿などの副作用を伴っていたということ。
これにて、第1部完!です。
図書館で借りてきた本に書いてあった、受容体の系統樹とか進化、共存と言う考えを知ってちょっと興味を持った。例えば、serotonin受容体はいっぱいあるらしいんだけど、それは、進化の初期の段階で使われた伝達物質だから、それだけ多様な受容体が共存してきたんだろうというような話。受容体はproteinだから、遺伝子によってcodeされている訳で、この考えは結構いい感じなんだろうな~と。