No.1059: 【デパス】明日は面接【レキソタン】
月別表示: 2008年03月の記事 カテゴリー: VisualArt's Key
2008年03月21日の日記の概要
TVアニメCLANNADの最終回の放送を受けて,全体の総評を書いてみました.それとベンゾジアゼピン.
.ベンゾジアゼピン
やんちゃなクロナゼパム やさしいブロマゼパム
すこし夢見がちなフルラゼパム
おすましロラゼパム 四つ子トリアゾラム
みんなみんなあわせてベンゾジアゼピン♪
巷では「GABAでリラックス効果を!」みたいな宣伝を見かけることがあります.
だから,現代社会は,BZD受容体を亢進させる薬物を摂取することを推奨しているんだお.
そんなわけで,手元にデパス(Etizolam)があるわけですが…….
明日が面接なのに,初めて抗不安薬を服用するというのにも不安を覚えるので,今回は保留とさせていただきます.
抗不安薬とはいえ,効きすぎれば普通の睡眠薬と作用は同じなので…….
自分にとってどんな感じなのか(薬物動態・BZD感受性など)を把握するまでは抗不安薬として使えそうにないです.
そういえば,レキソタンも多少気になるところだが.
TVアニメCLANNAD最終回
まず,一通りみた感想を述べます.
学園編だけ観ても評価できません.
原作でも学園編が終わった段階では渚シナリオは「微妙」だったので,こんなものなのかな,と思っています.
ただ,2クールなのにまるで1クールのように渚シナリオを改変し,分散させすぎたのは良くなかったと思います.前半にさり気なく渚シナリオの伏線があっても風子やことみの話を観ているうちに忘れてしまいます.
さらに,再編成する過程で,渚への告白が最終回まで保留されてしまったのも痛かった.ゲームだとわりと早くに付き合っていた印象があるので…….付き合っているかどうかで二人の描写や印象が変わるのは当然で,付き合っている二人の描写を延々と続けて行って,最終的にアフターストーリーのような展開になるというのが渚シナリオの大きな流れ,そして原作のCLANNADの雰囲気を生む重要な前提.
一方,京都アニメーションは杏やことみ,みんな含めてCLANNADの世界だという解釈をしていると思います.ゆえに2004年に発売された当初に原作に触れた人たちにとってのCLANNADとアニメで擦れ違いが起こってしまっているのだと思います.
良くも悪くもアフターストーリーの衝撃が大きすぎて,学園編が軽視されてしまっていた.CLANNADには最初から古河家と岡崎家しか登場していなかった,といった印象を持ってしまうのだと思います.その印象だけが残り,ことみ,伊吹姉妹や藤林姉妹,坂上家などの描写に時間を割くと,いいから話の本筋(渚シナリオ)を見せてくれと思ってしまう.そのあたりが難しいところだったんじゃないかな,と.
とはいえ,アニメによる集客は成功したと思うので,京アニにはCLANNADのアフターストーリーを是非アニメ化して頂きたいと思っています.