No.1108: イタチさん
月別表示: 2008年06月の記事 カテゴリー: 読書遍歴
2008年06月13日の日記の概要
「ほうかご百物語」を読んで、イタチ娘萌えの伝説が始まってしまいました。明日、第2巻を購入してきます。伊達クズリは俺の嫁。
.読書日記:ほうかご百物語
今週から、毎週金曜日は読書の日、ということでほうかご百物語(峰守 ひろかず)を読んでいました。
今年の冬、書店で売り切れとの文字を見て以来、それなりに気になっていたのですが、無いものは買えません。
しばらく忘れていて、電撃文庫の大賞だと知って、さらに興味が募ってきましたが、やはり売っていません。
ところが先日、某書店に寄った際、見つけてしまったのです。ほうかご百物語。
表紙のイタチさんが可愛かったので、うっかり購入してしまいました。
正直言って、絵柄が某伊東雑音さんっぽいのが気になりましたが、その人の絵も好きなので望むところでした。
肝心の内容ですが、バランスの良い物語だと感じました。
文体も、リズム良く読んでいけるし、話の展開もなかなか良い感じです。
主人公が常識人のようでいて、強烈な個性を持っているという点も昨今のライトノベルには無いような、あるような雰囲気でよかったと思います。
ただ、気になった点も幾つかありました。
たぶん、文章を書く上で、多少の質にムラがあって、それが気になってしまうんだと思いました。
登場人物の描写も、丁寧なようで、不親切な場面がある。
各章の繋がりも、良いときもあれば、上手くかみ合わないときもある、というような印象でした。
でも、まぁ、充分楽しめたんですけどね。
イタチさんの照れ具合とかも「持って帰りたくなる」ぐらい可愛らしい。
新刊ほうかご百物語 2が発売されたみたいなので、明日買ってきます。はやく2巻を読みたいです。そういえば副都心線も気になるところですが。
2冊読んでみて、面白ければ追いかけていこうと思います。期待しています。