No.1596: ラキのSRS(性別適合手術)日記 in タイ王国 Day 1
月別表示: 2014年11月の記事 カテゴリー: 萌え絵練習帳
2014年11月25日の日記の概要
SRS(性別適合手術)日記1日目、手術まであと2日。日本を離れて遥か4600km、南国のタイ王国に降り立った。
.早朝
徹夜で荷造りをしていた。
間に合わない、わけにはいかない。
忘れ物はないか細心の注意を払ったが、とても眠い。
特に手こずったのが前日に秋葉原のドン・キホーテで前日に購入したスーツケースについていたTSAロックだった。
あれは、所見殺し。
事前に調べておいたほうが良いかも。
明け方に相方を起こして、準備をする。
外は寒い。
末広町の交差点でタクシーを拾って、上野駅へ。
成田空港に向かう。
京成ライナーに乗り込む。
午前8時半過ぎ
成田空港に着く。
この先に待つ手術のことを考える。
これが日本で摂る最後の食事かもしれない。
これが最後の……と何もかもが感慨深く感じられる。
午前9時過ぎ
タイ国際航空のカウンターにてチェックインする。
入国審査。免税店でタバコや洋酒を見て回る。
相方はここでタバコを1カートン買っていた。
ちなみにタイに持ち込めるタバコの上限は200本、1カートンまでだ。
午前11時45分
いよいよ飛行機が離陸する。
ああ、これが最後の日本かもしれない。
クソみたいな国だった。この国で生まれてよかったなぁ、と感慨にふけりながら。
曇天へと機首を挙げて、上昇して行く。
次に降りるのは4600km離れた南国、タイ王国、スワンナプーム空港だ。
機内
機内は、各座席ごとにディスプレイがついていて、とても快適だった。
機内食を食べて、すでに外国気分になる。
タイ王国現地時間、16時半頃
定刻通りに、着陸。
入国審査を済ませて、英語とタイ語の表記を頼りに進んでいく。
日本語はないけれど、いろいろな標識やピクトグラムが日本のものと同じで分かりやすかった。
アテンドとの待ち合わせ場所にたどり着く。
すでに待っていたNさんに案内されて彼女の車に乗り込む。
夕刻
まずはアテンドの事務所に行き、契約書を交わす。
必要書類を提出した。
タイ料理をご馳走になる。
辛いものと辛くないもの、それとデザートにフルーツ。
ドラゴンフルーツ、スイカ、あとなんだったかな。
翌日以降の説明を受けて、夜も遅くなって来たので、滞在先のコンドータウンに車にて送られる。
コンドータウンは一階に商店が並ぶ短期滞在型の賃貸アパートメントだった。
部屋の間取りはリビングと寝室とベランダ、それとトイレとシャワールーム。
備え付けのアメニティや食糧も充実していて、とても快適な生活が遅れそうだ。
すべては手術がうまく行けば、だけれど。
そういえば、アテンドから手術の予定を急遽明日にずらすことは可能だろうかと打診された。
この辺りのユルさがタイだなぁと感じる。ไม่เปันไร [マイペンライ]の精神だね。
病院側にも事情はあるのだろうから都合をつけてあげたいところだけど……断った。
偶然、同時期に友達が手術を受けにきていて彼女と会う約束をしていたので辞退した。
手術の日程は変わらず、11月27日。
あと2日。
日付が変わって、あと1日か。
今日のところは、明日に備えて休息を取ろう。