No.1604: ラキのSRS(性別適合手術)日記 in タイ王国 Day 9
月別表示: 2014年12月の記事 カテゴリー: 萌え絵練習帳
2014年12月03日の日記の概要
SRS(性別適合手術)日記9日目、術後6日目。無事に退院しました。
.9:00 退院準備
朝から尿カテーテルを抜くための準備が始まる。
水をたくさん飲んで尿意を催したらナースコール。
これを3回繰り返す。
一週間もカテーテルを入れていたのでそのリハビリ。
膀胱が尿をためる感覚を取り戻すため。
そして、自力排尿をするため。
排尿 1回目
かなり多めに水を飲んでいたため、すぐに尿意が来る。
しかもずっとカテーテルに素通ししていたため、膀胱も慣れていないのか、尿意が来てから限界だと感じるまでがとても早い。
急いでナースコール。
美人ナースにゴムをほどいてもらい、美人ナースに尿がカテーテルを通ってでて行くのを確認される。
なるほど、これが尿カテーテルプレイか。
排尿 2回目
再び無慈悲にもゴムで縛られる尿カテーテル。
そして、また呼んでねって退室するナースさん。
2回目はこころなしか先ほどより我慢できたような気がする。
もう少し我慢してからナースコールをしよう。
そしてギリギリまで自分を追い込んで、もうダメだ。
膀胱が悲鳴をあげたところで、ナースコールを押す。
だが、誰も来ない。
ちょっと……。
パートナーが様子を見に行ってくれたけど、その間にも増してくる尿意。切迫感。
もう一度、ナースコールを押してみる。
だが、誰も来ない。
パートナーが戻ってくる。
どうやら、ナースさんたち、ミーティング中らしい。呼びに行ってくれているらしいけど、とてもつらいので、自力で輪ゴムをほどくことにする。
もう知らん、と勝手にほどいてる途中でナースエイド到着。ほどいてもらう。
カテーテルを通って尿が出ていく。
膀胱が楽になる。
排尿 3回目
いよいよ、自力での排尿を試みる。
これまで同様に、カテーテルを縛って尿を我慢する。
限界だと思った時点でナースコール。
そして新しい展開。
ゴムを外す前に病室の備え付けのトイレに移動。
そして、手術後からずっと身体に付けられていた尿カテーテルを抜いた。
そして……。
力の加減がむずかしい。
どうやって出すんだ、これ?
果てしなく長く感じたけれど、時間にすると1、2分だと思う。
便座に腰掛けて、尿が出るのを待つ。
力を抜いて。
力を……抜いて……。
出た!!
オシッコ出た!!
美人ナースさんが固唾を飲んで見守る中……。
ついに生まれ変わった股間から、尿道を通って尿が出た。
患部が腫れていたり、膀胱括約筋が緊張しているとなかなか排尿できず、尿カテーテルをつけたままで退院するか、入院期間が延長されることもあると聞いていたので、ホッと胸を撫で下ろす。
排尿 4回目
念のためというわけではないけど、退院時刻までに尿意を催したので、オシッコ。
出た!
やっぱりまだ出にくいけど、さっきよりは出しやすくなった。
消毒
退院前の最後の消毒。
ふたたびベッドに寝かされての消毒と清拭。
もう自分で拭けるんですけどね。
しかもこの後、シャワー浴びるのですが。
まあいいか。
排尿 5回目
オシッコ出た!
もうばっちりだ!
これからは私のことはラキ、改め、ミス・オシッコと呼んでくれたえ。
ところで、消毒直後にオシッコするのって、なんか勿体無い気がするよね。
まぁ、尿は無菌なんだけどね。
12:00 昼食
やよい軒のお弁当。
日本で食べるより美味しいような……。
シャワー
退院前にシャワーを浴びる。
すっきりさっぱり。
荷造りはパートナーに任せた。
15:00 退院
お世話になった607号室との別れ。
ほとんどベッドの上にいたけど、なんか寂しい。
ありがとう、ガモンホスピタル。
また通院でしばらくお世話になります。
退院時処方薬
入院中にも薬は内服していたけれど、退院後も薬を服用する必要があるらしい。
小さな紙袋を渡された。
なかにはいくつかの透明な袋があって、それぞれに錠剤がバラでそのまま入れられている。
日本だと分包されていたりするんだけど、こういうのもカンタンで、良いね。
長くなったので、退院時の薬の内容についてはまた後日、まとめます。
せっかく薬剤師やってるので、ぜひ書いておきたいのです。
今日の日記はここまで。
このあとはTwitterでいろいろ書いたり、読んだりして過ごして、寝ました。
ひさしぶりのコンドータウンでくつろぐ。
エアコンでキンキンに冷やした部屋、全ての管から解放された自由な身体、最高だ!!