No.515: The Girl Who Never Was.
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2006年02月26日の日記の概要
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.髪を梳かし、朝の珈琲を飲む。我ながら上手く淹れたものだ。日ごろの不摂生の為かいつもより高い湿度の所為か、髪が上手く纏まらない。まだ家の者は誰も起き出して来ない。
先週二十四節季の雨水に入ったと聞いていたが、春の訪れを心待ちにしている私にとってはまだまだ冬同然だ。
しかし今朝、幾ばくか早まった日の出前の仄暗い時間が以前より好きになったことに気が付いた。夜更け頃から降りだした雨の音を聞きながら延々と、computer に向かい其れをtelevisionの代わりにして、playstation 2を用いてKingdom hearts 2をやり続けていたためだろうか、これから朝だと言うのに既に眠い。寝る前に枕元の携帯電話を手に取る。右上に表示される電池残量が三分の二を示しているのを確認し、新着mailを読む。昨年末まで受け持っていた家庭教師先の生徒さんからだった。近況報告だった。「先生は最近調子どうよ?」とあったのでありのまま述べ、少し常軌を逸した時間に床についた。
…
なんだろう、全然眠くない。そう思いながら目を開ける。当たり前だ、今起きたのだから。相変わらず枕元に放置されていた携帯電話のsub diaplayを見る。これは蓋を開けずとも見ることが出来る優れもので、そこには12:06と書かれていた。寝ぼけながらも、まだあれから5時間しか経っていないのかと嬉しくなる。しかし蓋を開けてみた時刻は16:00だった。何が起こったと言うのか?先ほどまでの嬉しかった気持ちは無残にも砕かれ、残ったのは折角の日曜日に9時間も寝ていた己への呆れと、諦めであった。
だがしかし、私は俗に言うNEET同然の春休みを送っているのだ。今更日曜日の一つや二つ、寝て過ごしたとして何が変わると言うのだろうか?
飽きた。