No.709: 生薬の学名を解読してみた#4
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2006年10月31日の日記の概要
excerpt
.ラテン語の発音について……。
現在話者がいないのでどう発音しても良いとか言われると余計に困る。
/ ̄ ̄\
/ _ノ \
| ( ●)(●) <そんなわけないだろう……。
. | (__人__) 常識的に考えて。
ヽ ノ \
/ く \ \
| \ \ \
| |ヽ、二⌒)、 \
ここまで解読してきた9つ生薬の学名の発音を書いてみた。
多分適当www
だって、どうみても私は生粋の日本人だもの。
Foeniculum vulugare
ふぉえにくらむ・うるがれ
Arctostaphylos uva-ursi
あーくとぅ・すたふぃろす・うわ・うるし
Scutellia baicalensis
すくてりあ・ばいかれんしす
Phellodendron amurense
ふぇろでんどろん・あむーれんせ
Coptis japonica
こぷてぃす・じゃぽにか
Polygala tenuifolia
ぽりがら・てぬいふぉりあ
Pueraria lobata
ぷえらりあ・ろばた
Glycyrrhiza uralensis
ぐりしるりーざ・うられんしす
Platycodon grandiflorum
ぷらてぃこどん・ぐらんでぃふろーらむ
すでに書き疲れてますが、今回の本題はここからで、やっぱり3つ解読しました。
ノウゼンカズラ科のキササゲ、ミカン科のキジツ、バラ科のキョウニンです。
キササゲ
基原植物
Catalpa ovata
(楕円形のキササゲ)
生薬名
Catalpae Fructus
(キササゲの果実)
主成分はcatalposide。利尿薬。
- catalpa 英語でキササゲ
- ovata 楕円の
キジツ
基原植物
Citrus aurantium
(だいだい色のミカン)
生薬名
Aurantii Fructus Immaturus
(未熟なだいだい)
主成分はd-limoneneで、芳香性苦味健胃薬として使われる。
- Citrus ミカン
- aurantium 橙黄色
キョウニン
基原植物
Prunus armeniaca
(アルメニアのスモモ)
生薬名
Armeniacae Semen
(キョウニンの種子)
主成分はamygdalinで、鎮咳去痰薬。
- Prunus スモモ
あと38個!