No.715: 生薬の学名を把握してきた#10
月別表示: 2006年11月の記事 カテゴリー: 未分類
2006年11月15日の日記の概要
excerpt
.水曜日がやって来た。実は休みなのですがwwwww午前中は休講が重なり、午後は実習の予備日に重なるという幸運。もう二度となさそうだけどw
早いものでもう50種類の生薬のうち、30種類の意味が分かりました。さすがに30種類も書くのはきつすぎるので、今回は割愛させていただきます。気になる人はその記事を読んでください。
このあたりで final burst before the finish というかラストスパートと行きましょう。
今回調べた生薬は7種類。クロウメモドキ科のタイソウ、フトモモ科のチョウジ、サルノコシカケ科のチョレイ、ナス科のトウガラシ、セリ科のトウキ、ミカン科のトウヒ、バラ科のトウニン。これで37種類。
タイソウ
基原植物
Zizyphus jujuba
(アラビアの植物???)
生薬名
Zizyphi Fructus
(???の実)
主成分:D-Fructose, zizyphus saponin I
用途:強壮、鎮静
ちょwアラビア語ムリww
チョウジ
基原植物
Syzygium aromaticum
(芳香のあるフトモモ)
生薬名
Caryophylli Fros
(ナデシコに似た花)
主成分:Eugenol
用途:芳香性健胃薬、歯科局所麻酔薬
- Syzygium フトモモ科フトモモ属。
- aromaticum 芳香性の
- Caryophyllus ナデシコに似た
チョレイ
基原植物
Polyporus umbellatus
(穴の多い散形花)
生薬名
Polyporus
(穴の多い生薬)
主成分:Ergosterol
用途:消炎、利尿、解熱
- poly 多い
- porus 穴
- umbellata 散形花序の
トウガラシ
基原植物
Capsicum annuum
(カプセル状の実をつける一年草)
生薬名
Capsici Fructus
(トウガラシの実)
主成分:Capsaicin
用途:苦味健胃薬、皮膚刺激薬
- capsicum カプセル状の
- annuum 一年草
トウキ
基原植物
Angelica acutiloba
(尖った天使の葉をつける植物)
生薬名
Angelicae Radix
(天使の根)
主成分:Bergapten
用途:婦人病薬、強壮
- Angelica 天使
- acutiloba 尖った葉
トウヒ
基原植物
Citrus aurantium
(だいだい)
生薬名
Aurantii Pericarpium
(だいだいの果皮)
主成分:d-Limonene
用途:芳香性苦味健胃薬、苦味チンキ
トウニン
基原植物
Prunus persica
(ペルシアのスモモ)
生薬名
Persicae Semen
(ペルシアスモモの種子)
主成分:Amygdalin
用途:消炎消化、血、通経、排膿、緩下薬
生薬強化特集 記事一覧