No.745: Mind Mapのすすめ
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2007年01月21日の日記の概要
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.宣言どおり、Mind mapについて書きます。個人差はあるかもしれないですが、この方法を使うのと使わないのとでは、理解の速さが違うと思います。この方法で物事を整理していくと、出来上がった紙面に「樹状の」ものが描かれるので、ドラゴン桜ではメモリーツリーと呼んでいましたが、この樹状の情報網は私達の脳に適した形式だといわれています。
物事を覚えるとき、何かを関連付けると早く、そして長く記憶に留めることが出来ますが、それと同じことです。
見た目はぜんぜん違いますが、構造的にはtree structureと同じですね。だから、もしHTMLだけで化学療法学についてまとめた具体例を書き直したもの挙げると、こんな感じになると思います。
- 化学療法薬の分類
- 用語の定義
- 「化学療法 Chemotherapy」
- 提唱者:Paul Ehrlich
- 定義:宿主には害を与えず病原微生物に直接特異的に作用する化合物を用いて感染症を治療すること。
- 「抗生物質 Antibiotics」
- 提唱者:S.A.Waksman
- 定義:一つの微生物の発育が周囲の微生物の発育を阻止する現象
- 「化学療法 Chemotherapy」
- 今後の課題
- 「菌交代症 Super infection」
- 化学療法薬により感受性菌は死滅し、非感受性菌が増殖することで起こる
- 「日和見感染 Opportunistic infection」
- 宿主側の感染防御機能が低下したとき、従来非病原性菌の雑菌といわれていた微生物が増殖し感染症を惹起する。
- 「耐性菌 drug resistant bacteria」
- 多剤併用で発生を抑えられる
- ex.MRSA, VRE
- 「菌交代症 Super infection」
- 分類
- 合成剤
- Sulfonamide
- Quinolone → New quinolone
- 抗生物質
- Tetracycline
- Beta-lactam
- Penem
- Cephem → Cephamycin
- Carbapenem
- Oxacephem
- Aminoglycosides
- 3環性 ex.Streptmycin, Kanamycin, Gentamicin
- 2環性 ex.Astromicin
- 4環性 ex.Fradiomycin
- Macrolides
- 14員環 ex.Erythromycin
- 16員環 ex.Kitasamycin
- Glycopeptides
- Others
- 合成剤
- 用語の定義
実際のmind mapでは単に、上記のような情報の階層構造を「平面に放射状に展開しただけ」で、別に変なことをしている訳ではなかったということ。ただ、平面的に描くことでより直観的に周囲との関連を掴むことができるし、なによりいくらでも膨らませられて描き易く、楽しい点がおすすめです。
最後に、Mind mapについて扱っている website を1つ挙げておきます。
[1]:mindmap.jp