No.749: そうだ、Wiiを買おう。
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2007年01月27日の日記の概要
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.やっと決めた。Wiiを買う。Play Station 3 を頑張って買っても大画面が無いし置く場所ない。それに我が家ではほぼ初期の PS2 がまだまだ現役で稼動しているのでプレステはそのうち買うことにして…… Wii を買いますw
とはいえ、いつ買うかは未定。半月後になるか、半年後になるか、1年後になるか……。第一、Wiiはまだまだ人気がありすぎて、普通の店ではほとんど売ってないんでしょ?それに、何だかんだでニンテンドーDSLiteで十分遊べるし、そんなに並んだりしてまでWiiを買う気にもなれない。帰り道、貴重品を持ち歩いているソワソワする感じと、「お客さん、一人暮らしでWiiっすかwwww」っていう周囲からの痛い視線にも耐えられないしwwwそれは気のせいなんだけどね。
Play Station 3は、自分のお金で一人暮らしできるようになって、大画面の TV を買えるようになったら買います。その頃にはPS4なんてのが8万円ぐらいで売られる世の中になっていそうですが、1台売るたびにSCEが5万円損するとか言いながら……。
Wiiの良い所を挙げると、バーチャルコンソールという仕組みが一番良いと思います。これだけでも「買い」ですw詳しくは任天堂の website に書かれていますが、過去の
ゲーム機で人気のあったものがWiiでも遊べるようになるというもの。さすがにプレステとかは無理だけど(←当然)、任天堂の昔のゲーム機、具体的にはファミコン、スーファミ、64や、協力的な他社のゲーム機(名前しか知らないようなPCエンジンとメガドライブ、名前すら知らなかったMSX)の名作が遊べます。毎月新たに配信されているのでどんどん充実していくことでしょう。
2月の配信予定には、ゼルダの伝説 時のオカリナが入っていたり相変わらず出し惜しみが無くて良い印象です。
あまり知られていないことかもしれませんが、Wii Sportなどで、リモコンだけが有名になっているけど、Wii自体は普通のコントローラーをつなげば一般的なゲーム機として使うこともできるということなので、バーチャルコンソールが充実すれば、あの小さな Wii 1台で、ゲームキューブ以前の全ての任天堂のゲーム機を全部持つのと同じことになります。
これは、任天堂の反省なんじゃないかと思います。ファミコン、スーファミ、64と、市場の大半を占めていた任天堂は「下位互換」を行わず、よく言えば、その都度新たに利益を生み出していった訳ですが、後にPlayStationが登場し任天堂が苦労して開拓したゲーム市場をごっそり奪われ、その後継機PS2が現れてもゲーム市場を奪還できずにいました。PS2は下位互換を行うことで、PSの人気を引き継ぐことに成功しました。
これは大昔のことではなく、ほんの数年前の話です。1997年にFF7がPSで出ると発表されて以来、任天堂は据え置きゲーム機市場では大苦戦を強いられました。この前後に任天堂を大いに救っていたのはポケモンの存在ですが、こういう運を引き寄せるところが任天堂らしいとも言えます。当時、もう終わったなと思われていた携帯ゲーム機・ゲームボーイの通信機能を活かしたポケモンの登場で、この10年間の携帯ゲーム機の高性能化が始まったとも言えるでしょう。
10年前、1997年の頃はまだ、画面は暗く、白黒からようやく綺麗な色を表示できる画面になろうとしていた時期で、お世辞にも綺麗な映像を期待できるものではありませんでした。(当時のゲームボーイの電源が単三電池4本だったのを考えれば、この10年間の電池の発展も素晴らしいですね。これは携帯電話の普及も一役かっていると思いますが。)
そんな今より劣悪な環境でも多くのちびっ子&中年をひきつけたポケモンの登場で携帯ゲーム機は僅かな可能性を繋ぎ止めることができ、任天堂はその可能性を活かし、昨年の上旬からの、DSライトをいくら出荷しても足りないほどの大成功へ繋げました。
こう書くと、スーパーマリオブラザーズ以来20年間、ゲーム市場で最も優良な企業と言う印象の強い任天堂もただの株式会社に過ぎず、その時代の気まぐれな需要にもてあそばれ、波に乗れずに大失敗をしたり、予想だにしない追い風に乗って市場を奪還してみたり、いろいろ興味深いです。
なので、今が多分あらゆる意味でどん底だと思われる SONY も何とか復活して欲しいですね。事実上、日本のゲーム機を作る会社は任天堂とSCEだけだと思うので。
でも当面は、Wiiを買いたいですwww
それ以前に、
大学3年生になったら勉強が忙しくなり、ゲームどころじゃなくなるので、Wiiも買えない気がしますが。