No.787: 第1日目 夜通し編
月別表示: 2007年03月の記事 カテゴリー: 未分類
2007年03月11日の日記の概要
excerpt
.2007年春に友達と4人で行って来た東北旅行について。
The First Day 2007/03/11
小雨降る、日の出前のこと
前日の疲労(詳しくは合流するまでについて書いた「第0日目 神隠し編」を参照)を抱え、不安いっぱい、東京(の自宅の暖かい布団の中)に帰りたい気持ち2割で小雨に打たれ夜明け前の道を品川駅へと歩きだした。
一日目の概略
青春18切符の力を行使して、この日は一気に仙台まで行ったので、何度も電車を乗り換えた。しかし、利用した路線はほぼ全域が「常磐線」だったので不思議な感覚だった。こんなに走ったのにまだ東京で見かける路線名でいいのかと、初めて「東北の入り口」の広さというか、大きさを体感しました。それを行ったらJR東海道線(東京から神戸までとか長すぎるだろ、常識的に考えて)やJR中央線(東京から名古屋)もそうなんだろうけど、常磐線がそれらに匹敵する路線だとは知らなかったので圧倒された。まさに「線路は続くよどこまでも」だった。
一人旅でかつ移動が目的だったこれまでの青春18切符の旅とは違い、今回は道中、降りて、三箇所を拠点に観光できた。午前中は水戸(茨城県水戸市)、昼過ぎにはいわき(福島県いわき市)、日没後は仙台(宮城県仙台市)と一日掛けて北関東を抜けたが、ここで一つ、印象的なことが。当該県民の方には本当に失礼なことだと思いますが、福島県って、これまで個人的にかなり地味な印象だったのですが、今回の旅行で印象が少し変わりました。
おいお前、こいつをどう思う?
すごく……大きいです。
静
岡
県
の悪夢、再来!?
First Day in 水戸
水戸に着いたのは朝の8時ぐらい。
たしかグリーン車に乗った。実際には普通車扱いなんだけどね。3月中旬以降はグリーン車 Green Car / First Class になる車両が現在は普通車扱いだったので乗ってみた。グリーン車、これはとても良いものだ。
上野発の朝の普通列車降りたときから、水戸駅は雨の中。
なんで…こんなに冷たいんですか?
きょ、今日は暖冬だって言ってたじゃないですかぁ!?
って思いましたよ?久しぶりに冬が息を吹き返した日の朝、飲食店が開く前の街で我々が取った行動は…麻マック、今のは変換ミス、朝マックだった。
ここで降りた動機はただひとつ。日本三名園の一つ、今の季節だとちょうど梅が見ごろな「偕楽園」だった。ちなみに、残り二つがどこにあるのか知らなかったので調べてみたら、金沢市の兼六園、岡山市の後楽園らしい。後で記す「日本三景」巡りの計画と合わせて、そのうちcompleteしておこうw
行ってみたは良いが、寒くて雨降りで、片手に傘では写真を撮るのも一苦労だった。続く予定もあるので一行は適当に順路なのかどうか分からない道を通って一周して偕楽園を後にした。どうやら経験値が足りなかったようで、凄さや価値を十分に見極めることができなかったようだ。それもこれもKAF(急に、雨が、降ってきたので……)。
First Day in いわき
いわきに着いたのはお昼ごろ。
水戸、いわきの間もグリーン席が利用可能だったので普通に利用。一日の切符代が1600円だけど、適法。
First Day in 仙台
仙台に着いたのは午後6時半。仙台市がもうすぐ午後7時だよっていう、仄暗いってレヴェルじゃねーぞッ!!的暗黒世界になったあと。
ちょうど有希、今のも誤変換、粉雪が降り始める頃で、4人とも
こなぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁゆきぃぃぃぃぃいい
という知識を持ち合わせていたのもあって徐々に壊れ始めていく。このあと更に、もともと徹夜に近い形だったので見事に壊れ続けていく。
翌日、この雪の結晶たちが街を染め替えることを期待しつつ、仙台の夜を満喫し始めたのであった。
牛タンを味わったり、カラオケで夜を明かしたり、そんな楽しい時間。
そしてそれは翌日に「眠さ」として跳ね返ってくる。
普通に睡眠時間一時間で、23時から翌朝6時まで7時間もカラオケしてました。
しかも、アニソン縛り。他のを歌ったら、何でこの曲が入ってるの?と真顔。
これはひどいwwwwwwwwwwwwww
比較的多くの曲対応できたけど、それでも決定的に知らない曲が多かった。ここに全部挙げようと思ったけど、メモし忘れたので無理。恋のミクル伝説とかは余裕。最近ニコニコ動画で聞いたもじぴったん(はるぴったんエンドレスで知った名曲。)は入っておらず、きしめん(空耳な曲。原曲はNurseRyrhymeのOPらしい。原作?はさすがに詳しくない。)も入っておらず、ちょっぴり不満w
でも、翌日以降の眠さと、このカラオケの楽しさは交換可能なら交換すべきものだと思った。良い意味で。せっかく友達と旅行に来ているんだから、寝ているよりも楽しんだ方がいい。
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。
何かを得るためには同等の代価が必要になる。
鋼の錬金術師より
長くなったのでこれで第1日目の日記を終える。