No.816: シュレーディンガーの狐
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2007年04月13日の日記の概要
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.金曜日が終わりそうな、新しい春の週末。
Kanonを見て、そういや、「狐(キツネ)」って、あんまり日常生活に馴染みないよな…って思ったので調べてみた。それをいえば、狸も馴染みない訳だけど。どうやら、最近の遺伝情報などを考慮した生物学の分類上は、キツネはキツネ属に属していて、そのキツネ属はネコ目に含まれるらしい。
生物の分類は、大きい順に、界>門>綱>目>科>属>種で区切られる。例えば、モグラは、動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱モグラ目モグラ科の動物である。
ここで、非常に学問的な分類のような気がするのが、我々の生活にも馴染み深いイヌの扱いである。イヌも、実はネコ目に分類されるというのだ。
イヌがネコだって?
色々ややこしい話なので、数行で整理しておく。知ってる人は一段落だけ飛ばすとhappyになれます。
ネコ目の別名は、肉食目 Carnivora という。単に「ネコ」と訊けばその辺にいる、萌え死にそうになる愛玩動物の一種、「猫」または一部での呼称である「ぬこ」を思い浮かべるのが当然で、それ以外の獰猛な動物を想像する人は少々ひねくれていると判断したい。。。しかし、そう考えていた方が我々人間が生存するには適していそうである。ネコ目ネコ科の動物の代表として、チーターとか、トラ、ライオンが挙げられるのは一般常識だろうから。。。草原では決して出会いたくないネコたちである。
話が大幅に逸れているので、戻そう。ここで、ライオンにまで話が及んだのは、ネコ目に属する動物の多さを把握するのに都合が良いからである。ネコ目には複数の「科」が含まれるが、その前に、「亜目」という、「目」の下位に属する区分けが存在する。亜目でネコ目の動物を分類すると、ネコ亜目とイヌ亜目に分けられる。
つまネコはネコ目ネコ亜目の動物群に属していて、イヌはネコ目イヌ亜目の動物群に属しているということらしい。ネコ亜目に属するのは先に述べたように、可愛らしい猫か、そうでない恐ろしいネコかどちらかなので、ここでは省略する。
イヌ亜目に属する動物には、クマはまだ分かるとしても、なんとアザラシがいるようだが、ここではイヌ科について書きたい。これでキツネの話に戻ってくる。長い前振りだった!
キツネはネコ目イヌ科キツネ属の動物のようです。そういえば、実家で飼っていた犬がやってきた当時、子犬だった頃は、どうもキツネっぽい気がしていました(毛並みといい、なんとなく泣き声も?)が、イヌ科に属しているわけで、近縁の種だったわけですね。(分類的にはイヌ科に属する動物ではあるものの、習性においてはイヌよりむしろネコに近い。
とありました。)
キツネの寿命は野生では3~4年、人間に世話されると10年ほど生きるものもいるようですね。野生のキツネの寿命が短すぎる(´;ω;`)
そうそう、狐って、日常生活で直接本物を見かけることは皆無に等しいけど、良く見ると、毎日何時間も見ているbrowserがMozilla Firefoxだったことを思い出しました。今も、画面左上で丸くなっているmarkがありますよ。