No.904: 今年もまた、夏の夜
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2007年07月20日の日記の概要
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.燻る疑念を晴らせるのは、架空の話の中だけのことでしょうか。
傍観を決め込むのはとても楽で安全なこと。
けれど、それは壊れ往く日常で足掻く、水溜りの蟻を見殺しにするということ。
彼は自らを毒々しい薬へ誘う私を恨むだろうか。
そもそも、疑念のただ中にある彼にこの声が届くのだろうか。
ここ東京から、電車で2時間かからず助けに行けるのに、それをしない。
一度は、自宅にまで助けを求めてきたのに、一夜の悩みを聴くだけだった。
この先、悪化の一途を辿るであろう、彼の世界。
それを直視したくないから、彼には溺れろと?
水溜りで人が死ねないとでも思っているのだろうか。
溺れるには肺を満たす量の水で足る。
深さも広さも関係ない。
疑念の発生には、些細な原因があれば十分。
その疑念を疑うには、大きな力が必要になる。
……だが、断る!
ひぐらしのなく頃に、は今の時期の自分に必要な物語なのかもしれませんね。
昨夜から、ずっと祭囃し編を続行しています。
「カケラ紡ぎ」は長かったけれど、楽しかったです。
最後のお話が、「祭囃し」っていうのが良いですよね。
絡まり合った誤解が氷解していくと言うのは心が透く。
今にしてみれば、出題編の紹介にあった、「悪意のある物語」というのも理解できることです。それは、案外、この世界にもある当たり前の道理を基にした創作に過ぎないということ。序盤は異様に長く、蛇足に思えた祭囃し編も、もしかしたら皆殺し編で心底憎らしく思った「あの人」を救済する為の物語なんじゃないかと思いながら進めています。惨劇に踊った一人なんじゃないかと。いや、踊らされたことにも気付かないのかも知れません。
これ以上KOOLになる前に、お酒を買って来ます。
ツンデレ梨花ちゃまのように、夜風に吹かれながら、窓辺で飲んでみます。
赤坂に対してツンデレな態度をとる古手梨花が印象的でした。
お持ち帰りぃ~♪
お酒に弱いと思っていましたが、未分化の、肝細胞の元締めをお酒の選択圧で有利なように変異、進化させることは出来ませんでしょうか?
いや、何となく、出来そうな気もするのですよ。
酵素を指定する配列の中で、たった一塩基異なるだけで、その細胞の生存に有利に働くのだから、癌細胞と同じで、体細胞の中でも一塩基多型が生じていく可能性は捨てられないのではないでしょうか。
広げれば、人体の構成細胞をその瞬間で切り取った60兆個の細胞と、それを80年間生きたときの総和、無数の細胞の持つ遺伝情報が全て同じだ何て考えることの方がきっとおかしいのではないかと思ってみたりもします。
実際に、免疫系のB細胞は分化して遺伝子の再編成が起こるようなので、より強力な代謝酵素を持つ肝細胞が選択されてもいいような気もするのです。一塩基しか違わないなら、60兆という天文学的な細胞の中で、そんな細胞はいっぱいあるのではないか、と。宇宙人探しよりは簡単に検証できそうな気もします。
ただの空想ですよ。
検証は暇な人がやってください。
もしかしたら、もう誰かが調べているかもしれないですね。
その上で否定されているのかも。
酒は飲めば飲むほど強くなるって、赤坂が言ってたので書いてみました。