No.906: 萌え絵練習帳
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2007年07月22日の日記の概要
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.題名は釣り。
今日は良く寝ました。楽しみの代償として。
夕方に起きてから、ひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編を始め、そして終わった。一言で言えば、物語としては涼宮ハルヒの消失とほぼ同じ。
それぞれの作品に合った味付けがされただけ。どちらも登場人物が二つの(複数の)世界の中からある世界(元の世界)を天秤にかけて選択するという話。「消失」では改変と上書きだったけど、大して変わらない。
「上位世界」と「平行世界」の概念を組み合わせるのは、わりと一般的なのかな。谷川流の「学校を出よう!」で初めて読んだから当時はかなり新鮮だったんだけど、ひぐらしにも両方出揃ったので気になった。
「学校を出よう!」には横軸として「平行世界」が無数あり、縦軸として「上位(下位)世界」が無数にあるという世界観。ある登場人物が、より上位の存在に成り上がろうとする野望を語り実践しようとしていた。
我々にとっての上位世界っていうのは神の世界で、下位世界は創作物の中の世界。
この世界こそが最上位世界だと考えても別に問題ないと思うけど、上位存在を仮定する人も多いみたいなのでこの表現にしてみた。
ひぐらしがmetafictionに分類されるとは思わなかった。当初はただの怖い話だと思っていたので。でも、これ以上は続けても面白くないんだろうなという気もしたので、製作者が次回作を作っていると公言しているのは歓迎したい。「ひぐらし」はこの9話目で終わり時を迎え、完結した方がいいと思う。本編と言う形では。
ここ数年間いろいろな作品に触れてきましたが、最近の物語の流行のようなものが分かってきたような気がします。
12人の薬剤師なお姉さんが教えてくれる薬理学の参考書をお届けできるよう、薬理学を頑張りたいなと思うのです。