AIR -エアー-: つばさ―wing―
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AIR -エアー-第05話の概要
観鈴が抱える問題が明らかになり観鈴の負担を減らすため神尾家を出た国崎。翌日駅前でみちるに会うが、美凪の姿が無い。その夜国崎は、美凪の母が精神的に病んでいてその為に美凪の居場所が無くなった事を美凪から告げられる。
.みちると美凪
この二人の関係は何だろう。そもそも「みちる」は何者だろうか。あの「みちる」とこの「みちる」は等価なのか、別人なのか。別人なら別の名前でもいいだろうから、やっぱり関係あるのだろうか。今まで印象薄かった分、第05話でのこの二人の扱い、特に美凪の扱いは急浮上といったところです。
観鈴「いないよ、ずっと独り」
第01話から、天然で柔らかい印象だった観鈴にも悩みがあった、いや問題を抱えていたという表現の方がいいのかも知れない。本人の話し方だと半ば諦めているようにも見えなくも無いので。
観鈴の抱える問題は、友達を作れそうになると泣き出してしまうという発作だった。急に泣き出してしまい、それをみた、もう少しで友達になれそうだった人たちは遠のいていく。観鈴を避けるようになる。そして、遂に国崎相手にもその発作が出てしまう。といってもこの旅芸人はそれぐらいで観鈴を避けたりしない優しい人なのですが、発作が出ては観鈴も辛いと判断してしばらく距離を置くことにする。この辺りは判断に迷うところで、もしそれでも毎日一緒にいた場合に発作が好転するのか悪化するのかの見極めが難しい。
そんな物理的な距離感を気にしていると、国崎の取った行動の彼なりの良さがよく分かったような気がします。国崎の取った立場は、物理的には少し距離を置くが、精神的な距離は決して開かないという立場で、これは何となく、良い判断な気がします。一緒にいると発作、だからといって一緒にいないってのも冷たい。そんな二人が海辺で会話をする。この会話も、海と併せて綺麗。
国崎「お前にだっているだろ?友達ぐらい」
観鈴「ううん、いないよ。ずっと独り。友達が出来そうになると泣き出しちゃうから みんな私から離れていくの」
独りで遊ぶ内容が「変なジュース探したり」っていう時点でかなり変な子。そうか、冒頭で渡した「どろり濃厚ピーチ味」は伏線だったのか(違う気がする)
だが、それが良い。
国崎「観鈴、お前は笑ってろ」
観鈴「うん……。ブイ!」
基本的に、未解決のまま先送りになった感じのする展開。観鈴は、最初に出会って、最後まで登場する一番重要な位置付け。Kanonなら月宮あゆのポジションなのでしょうか。
みちる「間接キスばっちぃ~」
なんとなく、VIPにかなり前からあるツンデレに「これって、間接キスだよな?」って言ったらどうなるの?スレが脳裏によぎるセリフ。そんなスレを開いたことは無いはずだけど、みちるもツンデレだし。ツインテールの法則に漏れずツンデレ。今回は珍しく「デレ」だった。みちるの中の人(声優)は声だけで当てられるようになった「ゆかりん」こと田村ゆかりさんですよ。一体いつからダメ絶対音感フル稼働になってしまったのかは不明です。まったく。。。
「飛べない翼に意味はあるんでしょうか?」
急展開過ぎて、話の内容を掴めなかった。
美凪の母親は、次女を身篭った。しかし、その次女を、この世に生を受けることなく流産した事がストレスになって、美凪をみちるだと思い込むことで自分を保っていた。(幻想の世界に逃げていたという意味ではKanonの祐一と同じような状況)
しかし、Kanonでの祐一がそうであった様に、美凪の母の幻想も終わった。長い幻想から覚めた美凪の母にとって美凪もみちるも、娘なんて初めから居なかったので、母を想い、母の失った「みちる」として生きてきた美凪はこの日を境に行き場を失ってしまった。
でも、それだったら霧島聖の「心を病んでいたんだよ」という過去形では表現できない状況じゃないか?現に、実の娘を忘れているんだから、今なお「病んでいる」と表現すべきでは?
とにかく、何となく、便宜上こう表記しますが赤い髪のツインテールの方の「みちるルート」がKanonの真琴並みの涙腺攻撃力を持っていないか冷や冷やしつつ、期待しています。
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